昔からある住宅街に、ご家族4人のわが家を構えたS様

新居は外観を一見するとコンパクトに感じます。
ところが屋内には、想像を超えるのびやかな空間が広がっていました。

「近所の人が気軽に立ち寄っていた、祖父母の家のようにしたい」
こんな思いを託した“土間の玄関”が迎えてくれる住まいは、
子育ても暮らしも楽しくするgoodアイデアにあふれていました。

Q.家づくりのきっかけは?

気兼ねなく子育てできる家を

ご主人

長男が産まれたことがきっかけでした。アパート住まいでは何かと不便になってきたんです。

奥様

子どもの声とか足音とか周囲に気を遣って暮らすようになって、家にいるのがイヤになっていました。

新居はお子さんをのびのび育てられるように、木のぬくもりと自然光に満ちた開放感のある空間に。

Q.センチュリーホーム に依頼した理由は?

実家で「これはいい」を体感

ご主人

妻の実家を建てたのがセンチュリーホーム さんだったんです。
工法とか住宅性能については建築の仕事をしているので知っていましたが、
実際に快適で雰囲気もあって、いい家だなと思っていました。

奥様

私は主婦目線で造作収納に惹かれました。使いやすいし見た目も美的なんです。
主人は実はロフトが一番よかったみたいですよ。

ご主人

確かに、これはいい!自分の部屋に欲しい!と最初に思いました(笑)

ご主人の好きなモノが勢揃いしたロフト。家全体を覆う外断熱工法+風が行き交う設計で居心地のいい隠れ家に。

Q.この土地に思い入れがあるようですね。

思い出ある祖父母の土地

ご主人

私の祖父母が暮らしていた場所で、ガラス店もしていました。小さい頃はよく遊びに来たんです。
そこを使っていいとなったので、広い土地ではないですが、ここに建てることにしました。

奥様

センチュリーホームさんには土地の法的な手続きまでしてもらい、とても助かりました。

49坪の土地を最大限活かし、さらに道路から大開口の室内を目隠しするため、建物はコートハウス風のL字型に設計。駐車スペースはなんと4台分も確保。

Q.イメージしたわが家は?

人が遊びに来たくなる家

ご主人

祖父母の家には近所の人がよく来ていました。特に用事がなくても、ふらっとやってくる。
そんな感じを残したくて、人が気軽に遊びに来れる家をイメージしていました。

庭とつながる土間は予想外!

ご主人

それで玄関が土間の家を要望したんですが、間取りのラフを渡したら予想外の設計図が出てきて。
土間は庭とつながるレイアウトだったんです。これならいろんな使い方ができるとワクワクしました。

奥様

キッチンのそばまで土間が伸びているので、バーベキューとかも気軽にできるんです。
子どものプール遊びにもいいし、使い方をあれこれ考えるだけで楽しくなります。

ご主人

冬はアラジンのストーブを置きたい、なんて私は思ってるんですが~

土間にはゆとりのシューズクロークも。玄関部分はドア正面にエコカラットを配して雰囲気のある玄関に。

Q.吹き抜けや間取りも独創的です。

「細長い吹き抜け」で高さを

奥様

土間の吹き抜けの取り方がまた見事で、天井がグッと高く見えるんです。
細長い形で抜けてるからだそうですが、開放感も空間的な面白さもあって気に入っています。

玄関に入るとロフトの階段まで望める吹き抜けと、外観からの印象を超える広く大らかな空間構成に目を見張ります。

「見通せる間取り」で広さを

ご主人

面積的には狭い家なのに、実際のスペースより広く感じるんですよ。
壁が必要最小限しかなくて、L字の間取りなのにどの部屋も見通せるからかと。
階段下に取ったトイレとか、ムダのない空間の使い方も巧いと思います。

階段下のトイレは玄関やLDKから見えないこともポイント。収納も設けて空間を活かし切っています。

トイレは1・2階ともデッドスペースになりがちな便座後ろに収納を造作。

Q.他にこだわったことは?

プラス引き戸で不安を解消

奥様

子どもに目が届くようにオープンにはしたかったんです。でも、暑さや寒さは大丈夫か心配で。
それを伝えたら「引き戸で解決できます」と、すぐに対応してくれたんです。

ご主人

引き戸は完全に引き込める造りなので開放感はそのまま。
吊り下げ式で床にレールがないのもいいし、閉めるとまた違った雰囲気を楽しめるんですね。

リビングは閉めても光が入り込む障子タイプの引き戸を採用。フローリングも注目モノで、表面に杉柄のシートを貼っています!

和室のふすまの模様はご主人がデザイン。それに合わせて引き手もモダンな造作に。

使いよく+カッコよく造作

奥様

収納は造作の方が絶対使いやすいので、いろいろオーダーしました。
キッチンは容量たっぷりの食品庫と見せる収納に。使い勝手はもちろん全体の雰囲気もイメージ通りです。

ご主人

買ってきた物をキッチンにすぐ運べるのはラクですよ。これも長い土間だから、なんですね。

木製の造作は機能的なキッチンに温かみを添える役目も。カウンターはお子さんの学習コーナーとしてオーダー。

キッチンの飾り棚の裏には、壁の厚みをムダなく活かして脱衣所の棚を造作。

Q.照明にも工夫がありますね。

人感センサー付、調光・調色照明も

ご主人

照明は基本的に人感センサーのライトにしました。
「便利なので、どうですか?」と勧められたんですが、提案に乗ってよかったです。

奥様

テレビの上の間接照明もいいんですよ。明るさと、色も調整できるんです。
映画を観たり友だちが来たときに使ってますが、照明一つで雰囲気がガラッと変わるんですね。

フルサイズのテレビボードは配線を隠して美しく造作。その中央に調光・調色可能な間接照明を取り入れています。

オープン階段のスイッチは、遠い壁ではなく手すりに!「子どもも自分で押せて、想像以上に便利」と奥様。

Q.わが家の住み心地は?

巧みな設計、細やかな配慮に納得

奥様

心配していた寒さと暑さは大丈夫でした。寒い日も朝、暖めれば、日中は暖房を使わずに済むんです。
吹き抜けで空気循環がいいので、2階に部屋干ししてる洗濯物が夜干しても朝には乾いてます。

空気の循環を効率よく促す吹き抜けは2階からの眺めもgood。

ご主人

梅雨時もジメジメ感を感じないし、通り抜ける風がまた気持ちいいんです。
それから、テレビボードの棚が子どもの頭がぶつからない高さになっていたり、
自分たちでは気づかなかったこともいろいろ配慮されていたんだと、住んでみて感じました。

気配りは階段にも。ロフト階段の一番下は座ってくつろげるように広く。

友人も驚く理想の家に

奥様

私たちが気持ちよく暮らせるように、ここまで親身に細やかにしてくれるところはないのでは。
友だちは「そこまでしてくれるなんてスゴイ!」と。広さにもびっくりするんですよ(笑)。
子育てしやすいし長男も気に入ってるようで、何よりこの家にいるとホッとします。

ご主人

楽しく暮らしていける家になったと思います。
ここは学校が近いので子どもの溜まり場になりそうですが、それこそ大歓迎です(笑)。

気配りは階段にも。ロフト階段の一番下は座ってくつろげるように広く。